megane30sai’s blog

オッサンのオッサンによるオッサンの為のブログ。

ジブリとユーミン

スタジオジブリが好きです。
ルパンと並んでアニメ界で別格だと思います

小さい頃、風邪で学校を休むと必ずと言っていいほどビデオテープを再生してジブリを見ていました。

ストーリーも子供から大人まで一緒に楽しめて、見る年齢によって感じ取るメッセージが違うと言われています。

ただ、ジブリの楽しみは挿入歌や音楽でした。

魔女の宅急便の歌詞はないのに、やたらと耳に残る曲。

隣のトトロのさんぽ。
テルーの唄。

必ずどこかで耳に残る曲があるんです。
久石譲さんは天才だなと思います。

んで、松任谷由実
ユーミンです。

ジブリの特徴として声優を使わない。
声優陣はほとんどが俳優、女優。
深みがあるのは演技力なのでしょうか。

そして売れている歌手は使わない。
よく考えるとジブリを通して初めて知った名前の歌手が多いのではないでしょうか?

その中で松任谷由実は2回も採用されているジブリの縛りを打ち破った歌手です。


この2作品で使用されています。

ひこうき雲に関しては比較的最近のジブリ
ゆーみんは声が変わらないなぁ、と思っていました。

先週からユーミンをものすごく聞いていて、今だって松任谷由実メドレー聴きながら書いているわけです。

LIVEで歌っているユーミンが見たくて、検索していたらピアノ1本で歌っていました。

結構音も外したりしていたのですが、結果から言うと更に彼女の歌が好きになりました。

今の歌手は編集技術が発達しすぎていて、声に修正が入り、音程も自然に直され、聴きやすい歌声で世に送り出されていますが、反面個性が潰れてしまっています。

ゆーみんはCDのまんまでした。
とても個性的な声で、当時の女性としては珍しく低音の安心感がヤバイです。

そして作詞能力が素晴らしいです。
ライバルである中島みゆきも作詞は天才的で陰と陽の歌姫が2人もいた時代なのです。

噛めば噛むほど味が出る。
そんな歌声のゆーみん。

僕が好きになった、ひこうき雲は驚く事に1974年に発売された曲で、彼女が高校生の頃に作られたものだと知りました。

更にジブリ関係者が直談判して風立ちぬで使わせて頂いたというのも強く頷けます。

あの曲は、この映画の為に作られたとしてもなんの違和感もない。

40年前の曲が今の音楽シーンで色褪せない所が、異彩を放っている。

知るのが遅すぎて、ユーミンのLIVEに行く事は出来ないでしょう。

全盛期はとうの昔に過ぎてしまったので、キー的に歌えなくなった曲も多いでしょう。

それでも、歌う事が好きな私は、彼女の歌を出来るだけ覚えていこうと思いました。

おしまい