作られた善と悪
何故だかネガティブな事をずっと綴っていた。
時期がくれば続きを書くつもりだけど、今じゃないなと思って1度リセット。
誰が読むわけでもないんだけど
1つの考えとして今回は書く。
日本人は義務教育の過程で道徳を学ぶ。
あまり意味をなさないと思っていた授業の1つだったが、今になって考えると最も必要な時間だったんではないかと思った。
良い意味でも悪い意味でも、私達は自分の意思で生きているようで、人が作り上げたルールの中で生かされているに過ぎないと考えている。
今日やっていたニュースで千葉県の教師が、仔猫を校庭に生き埋めにしたというのがあった。
最初は酷い奴がいるものだ!
何故そんな事が平気で出来るんだ!
という怒りを覚えた。
そしてコレを書いている時に別の思考が生まれてきた。
命を奪うという行為は良識ある人間なら即答で悪だとわかるが、それは対象によるのでは?
『果たしてそれは悪なのか?』と。
仮に寝室にゴキブリが出たとする。
どうするか?
ギャーギャー言って別の部屋に逃げる人もいるだろうし、気にせず眠りにつく猛者もいるだろう。
でも、大多数の人は始末するはず。
なんで?
汚いとか、不快とか、漠然と嫌とか色々あるだろうけど、命を奪っているという自覚がその瞬間はないのだと思う。
自分にとってそれが最善の策だと思っているに違いない。若しくは本能。
でも、誰もゴキブリの命を奪う事に対して、メスを入れないし公にもしない。
退治していいとも、いけませんとも習ってないんだけどなぁ。
でも、猫だとマスコミが騒ぐくらいバッシングされる。
きっと、あの学校は近々謝罪するし教師も罰せられるし、入学率にも影響するかもしれない。
猫を処分してはいけませんって習った人いるんだろうか?
保健所はどうなのさ?って話だし。
調べれば猫は動物愛護管理法で保護されている事がわかる。
外見も愛くるしい、癒される。
ゴキブリに対しては抱かないプラス印象がある。
私もそう思う。
でも、猫の方が人にとっては迷惑な部分は多いと思うよ。
鳴き声もそうだし、噛むし、引っ掻くし、そっから感染して亡くなった赤ちゃんもいるし。
果たしてどっちが悪かね?
人間社会に置き換えれば容姿の良い人は優遇され、容姿の悪い人は差別される。
コレと同じ話。
『普通』に考えたら判断つくだろうけど、必ずしも悪が悪で、善が善とは限らないよ。
こういう考え方を持っている人に出会わない。
退屈だなって思う。
あぁ、この人も決められたルールを正しいかどうかわからないのに信じきってるって。
なんとなく戦争がなくならない理由も、こういうとこに直結しているんじゃないかと思う。
あちこち話が逸れてるけど、一応筋は通ってるよね?未来の自分が読んだ時に興味が湧きそうなブログになったんではないかと思う。