表裏一体②
表裏一体とはそもそもどんな意味だろうか?
なんとなくイメージは戦争中だ。
自分と仲間のツーマンセルでお互いの背中を預けあっている。
『こっちは俺が、そっちはお前が』
そんな言葉にはしない声が以心伝心で理解しあえる。
あとはコインで絵が描いてある方が表で
数字が書いてあるほうが裏。
某アニメでゆずが同タイトルの歌を歌っていたが
まさにアレが表裏一体なんだろう。
今日は公休日。
私の背中を任せられる相棒が今日で最終日だ。
本当の表裏一体とは違ったかもしれない。
相棒は豪華客船だったが至る所に穴が開いていて
私がその穴を埋めながら航海するような関係だった。
怠ると沈んでしまう。
結果的に1度開いた穴を完全に塞ぐ事は出来ず
ゆっくりと浸水が進み、それが今日で沈没するっていう
そんな感じ。
もちろんフォローもされたし心配もかけた。
また周りにも迷惑をかけたし堂々と最後と言えるかと聞かれると
微妙なところなのかもしれない。
それでも信頼はしていた。
短い間に色んな事があったが良いチームだった。
明日から相棒の姿はない。
背中を任せられる相手がいなくなってしまった。
この前のブログで書いたように
私は一人で自分の背中も守らなくてはいけなくなった。
それは一時的なものかもしれないし
今後もずっとついて回るのかもしれない。
気持ち的には少し腐りそうにもなるが
この壁に対面して、自分がどうなっていくのかが楽しみでもある。
飲み込むか?照らし出すのか?
抗うのか?全てを許すのか?
光 暗闇 愛情 憎悪 同じ根を持つ強い感情
ゆず 表裏一体 一部抜粋