megane30sai’s blog

オッサンのオッサンによるオッサンの為のブログ。

絶妙のバランス

「バランス感覚が優れている」という言葉がある。

 

思い浮かぶのは、両目を閉じて片足で立ってみたり

立ったまま靴下を穿いてみたり、幅の細いところを渡ってみたり。

 

ただ、今回の話は「人と人」のバランスについて。

 

基本的に人は大きく分類して2種類で

外交的な人」と「内向的な人」だと思う。

 

前者は割と目立つ事が好きで、アクティブであり

何事に対しても積極的な姿勢でいる。

 

後者は控え目ではあるが、時間をかけて考える事が好きで

何事に対しても積極的ではない姿勢でいる。

 

ここで注目したいのが後者は決して消極的ではないという点。

 

外交的なタイプがグイグイと自ら前に出ていくのに対して

内向的なタイプは一歩下がったところで存在感を醸し出すのが上手。

 

ここにもう1つ分類を設けるとすれば

その両者の間で上手い事立ち振る舞う天秤的な人だ。

 

そんな言葉が存在するかもわからないので造語だけど

意味合いとしては釣り合いを取る事に長けた人という事。

 

八方美人ではダメ。

あくまでも両者から必要とされるのが条件。

その人がいる事によって成り立つ関係。

 

喧嘩の仲裁役なんかは良い例なのかもしれない。

あれってどちらかに肩入れすると

もう一人からは喧嘩相手以上に反感買う可能性もある。

 

イジめられっ子を擁護したら

次の日から擁護した子がターゲットにされるとか実際あるしね。

 

やりすぎ感も、物足りなさも与えてはならない。

しかもルールみたいなもんがないわけだから

相手によって言動を使い分ける必要がある。

 

引き出しが多くないとまず無理。

何色にでも染まる存在で、何色にも染まらない存在。

カメレオンのような感じ。

 

このタイプは信用される事が多いが

絶対に先頭に立ってはいけない。

 

間に入ることで光るので

間に入られるようになってしまっては株価は暴落する。

 

私が目指しているのはこの絶妙なバランスを兼ね備える事。

まだまだ足りない事が多い。

 

人間って面白い。