京都、大阪の旅②

2日目。

朝7時に目覚ましをかけるも、朝方まで語り明かした結果起きれるわけもなく、いきなり1時間半出発が遅れる。

泊まっていたホテルから1番遠い場所を攻めるという事で、金閣寺を目指す。

駐車場には大型のバスが何台も停まっていて、外国人や修学旅行の生徒でごった返していた。

誰でも入れるんだろうと思っていたら、ちゃっかり入園料を取られて面食らった。

が、その時にもらったパンフレットで金閣寺という名前は正式ではなく鹿苑寺というのが正式であると知った。

曇りだったので写真には綺麗に写らなかったが、周辺の木々が見事で金閣寺よりも木々を背景に写真をたくさん撮った。

次に我々が目指したのは嵐山。

本来、嵐山で紅葉を楽しみという目的があったのだが、金閣寺では木々を1本1本目の前で見れるのに対し、嵐山は山全体という感じで感動は薄かった。

それでも街並みがこれまた風情があり、短い間ではあったが探索して楽しんだ。

意外だったのが、適当なおばちゃんに写真をお願いすると高確率で「日本人？」と聞かれ、アジア系はやっぱ顔が似てるんだなあと再認識し、中国系と間違われた事に軽いショックも受けた。

嵐山を後にした我々は有名な清水寺を目指した。

清水寺は舞台を見るのが最大の目的であったが、ここにきて空が晴れわたり今日1日で最も写真を撮る事となった。

こちらも観光客で賑わいすぎており、身動きがあまり取れなかったが期待以上のポイントに喜びを隠せなかった。

そうこうしているうちに夕方になり、１度ホテルにチェックインした。

ほとんど寝ていなかったのもあり、少しだけ休憩するつもりが2時間も寝てしまい大幅に計画が狂ったが、19時頃に京都駅から新大阪行きの快速に乗り込んだ。

京都から大阪は僅か30分程で到着したのだが、大阪ではやはりたこ焼きなどを食べ歩きたいという事で道頓堀やグリコでお馴染みの難波へと更に電車を乗り継いで向かった。

今までテレビでは何十回も見ている風景だったが、とにかく人の多さに圧倒された。

渋谷、原宿、新宿と東京都内でも人が集まる場所には何度も行った事があるが、そのとれをも凌駕する難波の人の力に飲まれてしまった。

とにかく人、人、人。

キャッチのお兄さん、お姉さんをはじめ数え切れないくらいの店とお客さん。

有名なたこ焼きも食べ、焼き鳥も食べ満足したものの、なんとも言えない居心地の悪さにくらっていた。

2時間ほど滞在して帰りの電車に乗り込み、今度は秋葉原の戦国喫茶に行きたいとかって会話をしながら京都へと舞い戻って今に至る。

とにかく睡魔が酷いので、明日の最終日に備えて今日は早めに就寝します。