維持≒進化
雨が降ってきました。
自分の部屋の前には木があって、雨の重さで葉っぱから水滴が落ちる音が不規則に聞こえています。
そんなんはどうでもいいんです。
最近ハートフルな感じのダイアリーを書いていたのですが、今日はそんな気分になれそうもないので現実的な内容を。
昼間に電話がきました。
私にとって、さほど大きな意味をなさない電話でしたが、冷静に考えてみると分かれ道の選択を迫られていました。
4年だか5年だか覚えていませんが、今の仕事は続けていて、何かの縁でずっと同じ場所で働いています。
基本的には誰かを受け入れ、誰かを送り出し、また違う誰かを受け入れて。
そんな繰り返しでした。
様々な組み合わせがそこにはあって、その時に働く人達によっては様々な色合いが見てとれました。
基本的に自分の役割はオレンジとかそういう暖色系であったと思います。
これからもそうでありたいし、これからもそれで良いと思っています。
でも、どんなに素晴らしい物であっても形あるものは土に還るのです。
だから、自分が今の自分を保ち続けるのは無意識ではなく意識的にそうしているのであって、バランスが取れなくなったらあっという間に黒にも白にも染まるのです。
人生が簡単にやり直せるのであれば、思いつく限りの行動をして、より最高の結果に近いものを追い求めるでしょうが、実際には引き返しが利かないのです。
だから、無難を選ぶ。
コンビニで飲み物を買う時、コンビニに着く前から買うものは決まっています。
季節によっては限定だったり新しい味が増えてたりするのに、見向きもせずにいつもの商品を手に取って家に帰り、想像通りの味をそれなりに美味いと思って飲んでいるのです。
だから発見がないのです。
経験値は変わらないのです。
それほど意味はないと思っていたけど、それではいけないのかもしれません。
電話を切って何人かと話をして、次に自分が何をしたいのか?何をしなければいけないのか?を考えていました。
ある人は変わらないでと望み、別の人は変わる事を望んでいました。
2つを叶える事は出来ません。
どんなに嫌がっても決断の日は訪れ、夜は朝になる。
もう僕には全てのパターンを考える時間もなければ余裕もない。
それを痛感した1日でした。