megane30sai’s blog

オッサンのオッサンによるオッサンの為のブログ。

マスト

〜をしなければならない。

 という意味がタイトル。


最近、モチベーション低下が凄まじく何もヤル気が起きなかったわけだが、マスト事項はあったはず。


きちんと問題点を整理して、今やらなければならない事を明確にする必要があったのにサボっていた。


そんで気がついた。


やはりこのブログは未来の自分が読み返す為に書いているのだから、しっかり葛藤や乗り越える為に何を思い、何をしてきたのかを残さなければならないと。


しばらく目標がなかった。

無駄な時間をだいぶ使ってしまった。


ただ、それさえも必要だったんだなと思えた今、全てに意味を見出せた。


キッカケは小さくても良い。

ぼんやりとしていたものが形として現れたのだから。


明日からまたモチベーション高く持とう。

きっと仕事が出来ていた時の自分はこういうの自然にやっていたんだろうな。


何故、自分がここにいるのか?

居続けているのか?


その答えはやっぱり周りなんだということ。


自分の為に働いていない。

ならば全力で人の為に働くべきだ。


これが5月時点での回答だ。


よし、寝よう。











色と私

元々違った個体。

個性がある。色がある。


ある日、白は思った。

自分は何色にでもなれると。


ある日、黒は思った。

自分は全てを黒に染められると。


ある日、灰色は思った。

自分が間に入ろうと。


白は白で、黒は黒で。

それぞれを潰さないように灰色は灰色で。


情熱の赤は思った。

もっと相手の事を思いやれば?


冷酷の青は思った。

もっと自分だけを見たら?


ミステリアスな紫は思った。

兼ね備えてみたら?


情熱も冷酷も消えずに済んだ。


私の役割は灰色であり、紫である事。


ただ、赤は赤で青は青で黒は黒。

中間色は完璧に染まれない。


真っ赤な血。

真っ青な空。

真っ黒な瞳。


でも真っ灰色も真つ紫はない。


所詮、他の色の集合体で個性が弱い。


求められるは黒か?赤か?青か?


それとも灰色、紫を突き通すか?


今、私は透明になった。


見えなくなればいいのに。


そしたら気がつかれなくなる。


気にかけられなくなる。


それが今のベストな選択か。



通えなくなったコンビニ

ここ最近、オチとして弱いが面白い話があって書くか迷っていたが、ぼちぼち書いても良さそうな展開だったから綴ろう。

 

 私コンビニ好きです。

好きというかあるから寄るみたいな感じ。


ちょい前から家から少し離れたコンビニに車で行くようになった。


もっと近いところはあるんだけど、そこにしか俺が好きなお菓子が置いてないという理由で行っている。


かぁ〜いいねぇ。おっさんなのにw

おっさんなのにお菓子てwww


 まぁ、それはどうでもよい。


田舎とかに多いけどさ、敷地と言うか駐車場が無駄に広いコンビニってあんじゃん? 


俺が行くのはまさにそういうところ。


んで、先月くらいから見た目ヤンキーの集団がたむろうようになった。


昔ならちょっと面倒に巻き込まれそうだとか思って、彼らの近くに停めたりはしないようにしてたんだけど、ある日空いてるのがそこしかなくて仕方なく車から降りて声かけた。


「停めたいんだけど、ちょっと移動してもらえません?」


本当になんの嫌味もないトーンで言ったつもりだったし、応じてくれると思った。


が違っていた。


「敬語だよダッセェwww」と爆笑された。


敬語がダセぇってなんだよwwww

お前ら絶対怖い先輩に敬語だろよwwww

ダッセェwwwwwww

って言いかけたw


昔ならイラッときてたと思うんだけど、大人になった余裕かなんなのか知らないけど、間髪入れずにこう言ってた。


「いやいやダサくはないよ。それより君らが座ってるスペースは車停めるとこだから本当にどいてくんない?」


すると、とりあえずぶつくさ言いながら離れたところに行ってくれた。


その日はそれでお終い。



そこから何日かして行ったら、連中がいた。


また言うの面倒だし他のとこ空いてるし、離れたところに停めて店内に入った。


そしたら上下スエットの若い派手なおねーちゃんに急に呼び止められた。


「この前はごめんなさい」


はっ?何が?


どうやら外の集団の一味らしくねーちゃんも前回いたらしいが、敬語ダッセェ君ばっかり見てたから気がつかなかった。


「別にいいよ。動いてくれたしね」

とだけ伝えてタバコとお菓子買って退店。



んで別の日。

いつも通り店内で煙草とお菓子買って外出た。


んで、喫煙所に誰もいないからそこで1本吸ってたら、なんと派手子が来た。


「こんばんは」と言われたので、そこは普通にこんばんはとオウム返し。


んで、よくわからんけど世間話。

吸い終わるまで3.4分だったけど意外と話す子だった。


そっからしばらく忙しくて近くのコンビニばっかり行ってた。


んで、昨日の話。


久しぶりに行った。

お菓子が食べたくて行った。

おっさんかぁーいいねぇー。


んで全く同じ展開。

外でタバコ吸ってたら派手子来た。


流石にタイミングおかしいと思って今回は警戒した。コイツどっかでずっと待ってたりしてんのか?と。


「こんばんは」のテンションが少し高い。

に反して俺は今回は前回よりも低い感じで。


最近、来てなかったですよね?

お仕事忙しかったんですか?


なんで知っている。

怖いぞコイツ…


私の家、向かいのアパートなんです。


なるほど、そっから見てたのか派手子。

こんな若い派手なねーちゃんに狙われるとは俺もまだまだイケるな。

なんて一切思わなかった。


あぁ、そうなんですね。


敬語になってしまった。

ここで敬語ダッセェwwwと言ってくれたらどれだけいいか。頼むから来てくれ敬語ダッセェ君!!


「ウチに来ません?」


えっ、あ?はい?

意味がわからない。


無言でいると、順番を間違えたとか言い直してこう言われた。


「一目惚れしました。友達になって下さい」


しかしそこはメガネ30才。

世間の男なら若い派手なねーちゃんの誘いにはひょいひょい乗るだろう。


甘いよ。こういう子には1%も期待させちゃいけないんだ。


瞬間とんでもない言葉を発していた。


「ごめんなさい。ゲイなんで。それじゃ!」


振り返らなかった。

どんな顔をしているのかは見たかったが期待させてはいけない!



ただ、もうあのコンビニには行けないと思った。


そしてあの子はヤンキー集団に俺の事を話してやっちゃおうぜ!みたいな展開にしたいんだという妄想をしてみたんだけど、ゲイに惚れたのダッセェwwww で終わりだと思うからこの話もここで終わろう。


嘘のような本当の話でした♪





己を知る①

自分の限界はどこなのか?

それを知るべくあれこれとやってみようという企画が自分の中でスタート。


今後シリーズ化していきたいので、まず最初は絶対に検証できそうな事からやってみる。


歌。


歌は好きである。

高校2年くらいから歌おうと思ってほとんど22歳くらいから何も変わってないんだけど、いったいどれくらい一般の方から評価や中傷を受けるのか調べてみたい。


方法①


手軽に歌を投稿できる音声だけのサイトで反応を見る。


方法②


上と一緒だけどyoutubeなんかの動画サイトに投稿してみて反応を見る。



とは言っても仕事してるし休みもそんなに家にいるわけでもないので、必然的に出来そうなのは①になる予感。


なんの拡散もせずに黙って1からやってみて、例えば登録者数だったりコメントだったり、イイね!の量だったりで判断していく。


これなら空いている時間にちょろっと録音するだけだし難しくなさそう。


つー事でいくつかサイトを漁ってみよう。

see you!

感謝

また今年もこの季節がやってきた。

人事異動だ。


出会いと別れを繰り返すのはせいぜい学生の頃くらいだろうと思っていたけど、大人になってからの方が頻度は多い。


このブログに果たして登場した事があったかどうか覚えていないのだが、上司の話を書いてみようと思う。


去年の今頃の話だ。


社内で唯一尊敬できる人が退職した。

その人は私の直属の上司だった。


良い意味で上司っぽくないなと思った。


誰に対しても柔らかく、だけど仕事での言葉には重みがあって、プライベートになるフランクで共通の趣味もあり、話していて飽きる事のない人だった。


「まぁ、なんとかなるでしょ」

って言われると本当になんとかなるんじゃないかと思わせてくれた。


迷いがなかった。

一人一人をよく見ていて、アドバイスが的確で非の打ち所がない人だった。


しかし会社はその人を低く評価していた。

不当な評価。

初めての人の事なのに腹が立った。


「俺みたいになっちゃいけないよ」

と、何度もその言葉を耳にした。


ある日、知らない番号から着信があった。

業務端末にかかってきたわけだし、100%仕事の関係者。


躊躇することもなく通話ボタンを押した。


「来月から新しく担当になる◯◯です。

新米ですが頑張りますので今日は前もってご挨拶をとお電話しました」


えっ…変わっちゃうの?

そう思ったのは俺だけではなかったはず。


新しい上司の物腰の柔らかさよりも、今の担当が変わるという現実が突き刺さった。


月が変わり、新しい担当さんを連れて挨拶に来た。


とても嫌だった。

受け入れたくなかった。

それなら俺も他の店に行きたいと思った。


しかし、「君は残らないとダメだよ」と止められてしまった。


こうして、新しい担当さんとの仕事がスタートした。


新米と自分で言っただけある。

力はあるが、営業力に関しては皆無。

なによりも前の担当と常に比較してしまい好きになれなかった。


そんな矢先に、スタッフも目まぐるしく入れ替えになり、もう自分が好きだった頃の店ではなくなっていた。


何故、みんなすぐにいなくなるのだろう?

何故、自分はここに残っているんだろう?


あんなになりたかった営業の道を、自ら辞退する始末。


目標が消えてしまうと人ってのは脆いもんだなと思った。


もちろん色々と考えてはいたが、根底では家と職場を往復するだけで、何も変わらない日々が続いていた。


いや、変わった事もあった。


前の担当の時は全くなかったが、身内から今のところ担当の愚痴が溢れるようになった。

そして自分もそのうちの1人だった。


月日は流れて年が明けた。

なんだかんだ今の体制に慣れてきて、スタッフも固まってきた。


そこで初めて今の担当をよく見てみようという余裕が出来た。


中間管理職というのは上からも下からも疎まれる地位だと思う。


上が追いかけたいものと、現場で出来る事に大きなズレがあって、彼は彼なりに戦っていたんだと思った。


なぜなら不器用なりにも今の同僚や自分の事を庇ってくれていたからだ。

 

なんだかんだ店の売り上げ自体も彼になってから大きく伸びた。


彼自身の販売力もそうだが、イベントを打ったり、自分でPOP作成して展開したり。


前の担当にはない彼の持ち味だ。

しかも客ウケが良いと言うか対応が非常に上手かった。


何度も隣で見てきたが、彼ほどお客様に対して丁寧な人はなかなかいない。


悪いところに目がいき過ぎて、良い部分を見ようとしなかったんだなと気がついた。


あれだけ愚痴を言っていた身内達も段々と彼のやり方に賛同するようになり、なんだか楽しそうに見える事が増えた。


そんな彼があと2日で異動が決まった。


他のスタッフから連絡が来た。

新しい担当を連れて店に来たけど変わって欲しくないと。


この状況、どこかで…?


正しく1年前と同じだった。


不器用なりにも彼の頑張りと、その人柄と言うのが気がつけば自分にとっても周りにとっても必要なものもなったいた。


自分の方が全然営業出来るわ。

と思っていたし、今も思っている。


でも、彼と同じように出来たかと考えた時に答えはNOだった。


そして自分の足りないものに気がつけた。

同時に彼のこと足りない部分も明確になった。


コレと言って指導されたわけでもないし、怒られた記憶もほとんどない。


ただ、彼が担当になってから自分自身の成長を感じる事が増えたのも事実。


今になって思うと彼で良かったのかもしれない。


1年という短い間ではあったけど、彼に向けて言いたいと思う。


ウチの店の担当になってくれてありがとう。

初めて担当したスタッフが自分で申し訳ない。


まだ会う機会はあるけれど、彼が自分を1年見てきてどう思ったかを聞いてみたいと思ったか。







人生リセットボタン

そんなタイトルの歌があるらしい。


曲自体は聞いた事もないし、歌詞だって知らないんだが、やけに記憶に残る言葉だった。


察するにそのままの意味を持つボタン。

押す?押さない?


自暴自棄という訳ではないのだが、今なら押してもいいかなって思う。


これから先、きっと良い事よりも辛い事の方が多い。


今までも振り返れば比重としては辛い方が多かったはずだけど、人間の頭の中ってのは凄いもので良い記憶も悪い記憶も段々と薄れていく。


だから辛かったとか苦しかったとかって、当時感じていたモノと思い出す今は痛みがまるで違っていて、それが克服なのかどうかはわからない。


ただね、こっから先の記憶ってのは更に忘れ難いものだと思うわけで、ネガティヴ思考全開でいくも耐えれそうにないなって。


だから、1度全部チャラにしてしまってもいいかなっていう完全なエスケープ。



聞こえは良いよね。

リセットボタンってさ。

なんか手軽に押せそうなネーミングで。


でも、実際はさ今の自分自身を殺す事になると思うの。


親や、友達や、職場仲間や、付き合ってきた全ての人との関係を無かったものにするボタン。


こんな恐ろしいものってあるかね。



強くてニューゲームなら押せるね。

だって記憶は残ったままやり直せるから。

犯した失敗は回収するよね。


残念なことに押したら当たり前の事が初めましてになる。


やっとこさ色んなしがらみから解放されて10年ちょい。


これをまた20年我慢してってのも出来そうにない。


そうなるとどれだけ今の自分を彩っていくかに努力して磨いて行った方が余程実りある人生になる気がする。


もし、そんなボタンを手にしたら押す前に全て考えて、そんで箱にしまって手の届かないところに片付けると思う。


それで押せたって事になるはずだから。